「youは何しに川根へ?」。ぼく「自分が自分らしく生きられる場をつくりにきました!」

「何しに川根にきたの?」

「地域おこし協力隊になって何したいの?」

ぼくの答えはこうです。

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「自分が自分らしく生きられる”場”をつくりたいんです。」

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「地域おこし協力隊なら地域のために働けよ!」

「それって自分勝手じゃない?」

まあまあ。一旦落ち着こう(茶)

「地域のため」じゃないの?

「地域のため」ではありません。

言い切ります。「地域のため」ではありません。

「地域のため」じゃないなんて地域おこし協力隊のぼくが言うと「職務放棄」かと思われますよね(笑)

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この前の地域おこし協力隊の初任者研修では「主語は地域」と言われましたけど、ぼくは「地域のため」という言葉を使いません。

主語を地域にすると、うまくいかない理由を「地域のせい」にもできてしまうので。

そんな意味で「地域のため」って言ってしまうと、無責任な気がするんです。

(そもそも「地域」って言葉があいまいで便利に使われすぎてる。)

「探す」んじゃなく「つくる」ね!

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ぼくは前の仕事でうつっぽくなって、「適応障害」という診断をもらい、いまも精神科に通いながら薬飲んでます。

その仕事も辞めました。ドロップアウトしたタイプです。

その土地でもなんだか居心地が悪い気がしてきたので、川根にきました。

そう、逃げてきました。

自分らしく生きられる場所を探して世界を旅する、なんてことを考えたこともありましたが、なんか大変そうな気がしたのでやめました(笑)

インドアだし出不精なので(笑)

そもそも縁もゆかりもない土地に自分の居場所がすでに用意されてるなんてことはありえない。

なので「自分の居場所」を探すのではなく「自分の居場所を作れる場所」を探してます。

ここ川根で自分の人生を作り直そうかと思ってます。

自分勝手に生きたいわけじゃない。「自分」はぼくだけじゃない。

とはいっても自分勝手に生きたい訳じゃありません。

ぼく一人が幸せになったらそれでいいって話でもありません。

この「自分」というのはぼくだけじゃなくそこに住んでたり、働いてたり、関わりのある人それぞれのことです。

「地域」っていう顔も形も見えない概念ではなく、「自分」というそれぞれ顔も名前ものある個人のことです。

地域を構成する「自分」たちが「自分のために」いま暮らしている場をデザインする。

そんな「自分のために」が集まって「地域おこし」がされていくんじゃないかと思うんです。

ベストセラーになった「嫌われる勇気」でいうところの「共同体」にちかい感じでしょうか?

そこに「自分の居場所がある」と感じられることを、共同体感覚といいます。

「自分が自分らしく生きられる場をつくる」ということ

自分が自分らしく生きられる場をつくる 001
  • 主語は自分。地域のせいにしない。

  • 探すではなくつくる。

  • 地域を構成するのは「自分」。

そんなことをまとめて伝えたくて「自分が自分らしく生きられる場をつくる」という表現をしています。

もうちょっとフレーズセンスほしいわ(笑)

おわりに

べつに「地域のために」はたらいている人をどうこう言うつもりはありません。

それはそれでいいし、「地域おこしに正解なんてない」と思ってますので。

でも、ぼくを「地域のために」に働かせようとしないでください。

せっかく自分の人生なんだから自分のために使わせてください。

我が身大事なんで(笑)

「自分が自分らしく生きられる”場”をつくる」

そんな「自分の人生」を生きてるひとに囲まれてぼくも生きていきたいですね。

川根はそれができる場所だと思ってます。