まだまだ書きます。移住実務者研修セミナー!
あいかわらずブログネタが渋滞気味のリョータロー(@ryotaromm)です!
ふるさと回帰支援センターの「2015年度 都市と農山漁村の交流・移住実務者研修セミナー」に行ってきました! | りょたろぐ
今回ご紹介するのは「京都移住計画」の田村篤史さんのおはなし。
お話の中で「 居・職・住(いしょくじゅう)」という移住の3つのポイントが挙げられました。
ん?これって…。
「京都移住計画」って?
まずは「京都移住計画」のご説明を。
と言いたいところですが、サイトを見てください!
この洗練されたデザインと心踊るコピーの数々!
カッコいいんだ!ほんとに!
京都移住計画 | 京都で暮らしたい人の想いをカタチにする、京都への移住応援サイト。
地区ごとの「受け入れ力」を「居・職・住」3つのポイントで評価する京都移住計画
移住の「居・職・住(いしょくじゅう)」ってなにかっていうのをとにかく簡単にまとめるとこういうことです。
- 居(コミュニティ)
- 職(仕事・雇用)
- 住(空き家)
この3つの受け皿がそろって初めて移住がうまくいくということです。
▼こちらも参照。
「居・職・住」のバランスを保つために、生きたい場所で働く—京都移住計画代表・田村篤史氏インタビュー | 小川未来『就活事変』 | 現代ビジネス [講談社]
ヒビノケイコさんが語る移住の3要素「結・職・住」
高知へ移住したエッセイスト、ヒビノケイコさんもブログでこんなことを言っていました。
それは、「幸せな移住にとって重要な3要素」としての「結・職・住」です。
・職と住は「経済と住まい」のこと。
・結(ゆい)というのは「コミュニティ・人とのつながり」のことです。
相談「移住してみたけどこの場所良くなかったんじゃ?」幸せな移住の3要素「結・職・住」 : ヒビノケイコの日々。人生は自分でデザインする。
やはり「お金」、「住居」、「コミュニティ」という3つの視点から移住を考えています。
移住者にとっても地元にとっても必要な3要素
京都移住計画の田村さんは受け入れ地域の視点、ヒビノさんは移住者側の視点という違いはありますが、
「お金・仕事」、「住宅」、「コミュニティ」という3つの要素で考えているという点では共通します。
たとえば、移住希望者にとっては…
- そこに自分が求める仕事があるか?勤務地から通えるか?
- 入れる住宅があるか?家を建てられる土地があるか?
- 地域の人間性は?地区との近所づきあいや参加行事は?話の合う人がいるか?
受け入れ地域にとっては…
- 提供できる仕事があるか?通える範囲に仕事ができる地方都市があるか?
- 住める空き家があるか?新築可能な土地が売地になっているか?
- 自分たち地域の人間性を言語化できているか?行事参加はどのくらいしてもらいたいか?移住者の味方になる人がいるか?
それぞれ3つ要素がスムーズな移住のポイントになってきます。
やっぱりここで気を付けたいのが、移住希望者ががんばるだけじゃなくて、移住者を「呼び込む」ためには地域も受け皿をつくる必要があるってことです。
漠然と「いい人に来てほしい」なんて言っている地域が、移住希望者からみたら魅力があるでしょうか?
おわりに
ぼくの出会った川根の人たちって本当に「地元愛」が強いんです。
みんな「川根をなんとかしたい!」って強い思いを持っています。
ぼくもそんなみなさんの話を聞いていると、アツくなってきます!
でも、あんまりアツくなりすぎると「その人が川根に何を求めているのか?」が見えなくなってしまいます。
「ホットな心と、クールな頭で」というのは福祉分野でよく言われること。
この3つの要素を省みながらクールにいきたいですね!
移住実務者研修セミナーの記事
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▼概要とまとめ
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