ぼくが「地域おこし協力隊」のサイトやSNSを作らずに情報発信する理由

ぼくは「地域おこし協力隊」というサイトやSNSのアカウントを作っていません。

このブログでは「地域おこ協力隊」という肩書きを使ってますが、あくまでメインは「ムラマツリョータロー」。

なので協力隊の任期が終わってからも、運営を続けていきます。

このブログとは別に静岡県島田市川根町の地域情報を発信する「かわねのまとめ」というサイトも運営しています。

こちらはあんまり「書き手」は前面に出していません。

SNSも同様です。

これだけ色々とネットのことに手を出しているぼくですが「地域おこし協力隊」のサイトやSNSアカウントはひとつも作っていません。

「地域おこし協力隊」で情報発信することがあんまりしっくりきていないからです。

「地域おこし協力隊」サイトで外向きの情報発信は不向き

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まずは「地域おこし協力隊」でいったい誰に何を伝えるか、というターゲティングの話。

協力隊やってるとどうしても鈍ってくる感覚なんですが、一般的に「地域おこし協力隊」という名前の認知度は低いです。

「地域おこし協力隊」の冠で作っているサイトやSNSを見にくる人って、たぶん関係者のみ。

例えば

  • 地元の人
  • 行政関係
  • 他の地域の協力隊

なんかです。

もっと外向けの情報発信を狙っていくなら「地域おこし協力隊」HPでの発信は不向きだと考えています。

「活動報告」と割り切ればそれはそれでいいんですが、せっかくサイトまで作るならもっと色んな人に見てもらいたいですよね。

「観光」などの地域情報は専門サイトで発信したほうがいい

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外向きの情報発信となると「観光」や「イベント」、「移住」なんかがメインのテーマになってくると思います。

もしテーマが決まっているならそれ専門のサイトで発信していくのが効果的

新しく作ってもいいですが、すでにサイトがあるならそこに投稿していくのもアリです。

「地域おこし協力隊」サイトで地域の観光情報を発信したところで、お客さんが協力隊のサイトを参照することは期待できません。

ぼくも以前はこのブログの中で地域情報やイベントの告知をしていましたが、やめました。

いまは川根の地域情報に特化した「かわねのまとめ」というサイトにアップしています。

「餅は餅屋」といいますが、やっぱり「なんのホームページなのか?」がはっきりわかった方がアクセスが伸びますし、読んでいる人の反応もいいですね。

二つのサイトの解析を合計すると以前よりもアクセスが増えていますし、分けたことで運営の幅がひろがりましたね。

「誰が」発信するのかも大事だけど、それなら個人名の方が効果的

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「専門情報は専門サイトで」と言いましたが、情報発信する上で最近になって重要になっている要素があります。

それは「誰が」発信しているのかということ。

「ブロガー」と呼ばれる人たちいい例ですが、ブロガーさんたちは「この人の言うことなら間違いない!」という信頼感と影響力を持っています。

そういう意味では「地域おこし協力隊」という視点で情報発信することは間違っていないように思われます。

ただ、「地域おこし協力隊」にしてしまうと「その人」の個性が失われてしまいます。

そんな中途半端をするくらいなら「実名・顔出し」してしまう方がいいと、ぼくは思います。

顔と名前がわかる、というだけで安心感や信頼感がぐっと上がりますし、キャラクターも引き立ちます。

「地域おこし協力隊」という仮面をかぶったまま発信者のキャラクターを活かすには、文面から滲み出るようなアクの強い個性が必要になってきます。

むしろそんな個性の強い人は実名・顔出しに抵抗ないと思いますが(笑)

情報の専門性か個人のキャラか

いま情報発信は2極化していて「情報の専門性」か「発信者の影響力」が求められています。

専門性に特化して専門サイトにするか、発信者の視点に特化して実名顔出しか。

「地域おこし協力隊」サイトではすごく中途半端なんですね。

ちなみに実名顔出しで専門性の高いサイトを運営していると最強です(笑)

結局いいとこ取りが最強

一つのサイトで「情報の専門性」と「発信者の影響力」の両方をみたす猛者もいますが、ぼくはそれができませんでした。

そこでぼくはムラマツリョータローを前面に出したこの「りょたろぐ」と川根の地域情報に特化した「かわねのまとめ」という2つのサイトを使って「情報の専門性」と「発信者の影響力」の両方を狙っています。

地域おこし協力隊がめちゃくちゃメジャーになって、そっちのサイトのほうが需要がありそうなら協力隊のサイトも作るかも(笑)