狩猟は残酷な行為なのでしょうか?
先日Twitterでこんなやりとりがありました。
[狩猟「かわいそう!」「あなたは肉を食べないの?」を巡って – Togetterまとめ]
これから「狩猟やるぞ!」って言っているぼくも考えるところがあります。
他にも狩猟関係でネットをにぎわせた「ちはるの森」
狩りガールのブログ「ちはるの森」でも炎上したことを知っている人は多いのではないでしょうか?
ブログ「ちはるの森」炎上問題に関して、千春さんを応援するツイートをまとめてみた – Togetterまとめ
佐々木俊尚さんのツイートまとめ/人気ブログ「ちはるの森」から/みずから手がけた屠殺の様子をブログに描写することの是非をめぐって。 – Togetterまとめ
動物保護団体「クソ馬鹿女を鉄バットでぶん殴り、皮膚生きたまま剥がして、本物のヅラとして売りたい」 – Togetterまとめ
こちらはけっこう激しいことになってます。
▼議論の発端となったブログ記事はこちら
ネット上で狩猟について情報を共有したい
ぼくは猟師の知り合いがいないので、ネットや本から情報を得ているのですが、とても情報が少ないです。
なのでネットを通じて、狩猟についての情報を共有したいと思っています。狩猟人口の減少と高齢化によって、スキルの継承が難しくなってくると思うからです。
しかし、解体の仕方などをネットで解説しようとすれば、どうしても炎上問題にぶち当たることでしょう。わかりやすいように写真をつかうとなれば尚更です。
イラストにすればいいのか?クリックして「見たい人だけが見られる」形式をとるべきか?
狩猟について熱い気持ちを持っていることは、とてもいいなと思いますが、気をつけなければならないのは、血が苦手な人もいるという現状。そんな人に配慮しなければなりません。
ぼくは自給を入り口に狩猟に行き着いた
ぼくが狩猟をしたいのは、自給したいからです。単純に食べるためです。
命についてそんなに深く考えてません。スーパーでお肉を買う代わりに狩猟しようとしてます。
狩猟を通じて、日々、命と真剣に向き合っている人から見たら、「軽い」でしょう。
そういう人たちの意見を聞くと、ちょっと後ろめたい気持ちもあります。そういう方たちから追及されたらキツイですね。
叩かれるのはぼくも嫌だ
そんな「軽い」ぼくですが、狩猟のことをよく知らない人から攻撃されるのは納得いきません。正しい知識をもった上で、できれば実際に経験した上で、同じテーブルに着いてお話しましょう。
もしかしたら、狩猟にたいして壁を作っているのは狩猟者かもしれませんね。「心構えのないやつは狩猟をするな」と狩猟のハードルを上げてしまうことはよろしくない。
なぜなら、狩猟を体験した上で判断してもらいたいからです。門前ばらいして、狩猟を体験させないのは亀裂を深めるだけです。
価値観の押し付けのドロ試合になっていないか?
狩猟に抵抗がある人がいるということを配慮しながら、ネットで正しい情報を発信していきたいですね。
「知らない」ということが、不安や恐怖をあおって、狩猟に対する誤解を生むのは避けたいです。
価値観を押し付けあってもドロ試合にしかなりませんから。
ぼく自身、実際の狩猟や解体を経験しているわけではないので、あくまで実体験をともなわない知識で話しています。
ぼくが狩猟を初体験したら、そして狩猟を何年か続けたら、価値観に変化が起こるのかもしれません。
でも、狩猟にどっぷり浸かる前の気持ちも忘れてはならないですね。