地域おこし協力隊として活動している川根小学校の豆まき大会で鬼役になってきました。
これをキッカケに鬼の衣装を揃えたのですが、どうしたらリアルに怖く見せられるのか、けっこう悩みました。
「肌と毛をどう見せるか?」がポイント。
▼いろいろ考えて行き着いたのがこれ。
首元・手・足などの肌を隠す
鬼の仮装をいかに怖く見せるか、の最大のポイントは
「”肌色”を隠す。」
これに尽きます。
特に首元や手、足は隠す。
マスクや仮面はネットでリアルな物を買えるのですが、首元や耳は地肌が出てしまいます。
そこから溢れる「人感」がリアルさを損なっているのだと思います。
顔まわりの肌を隠すにはサバゲーなどで使われる薄手の目だし帽がオススメ。数百円くらい。
▼これを下にかぶっていると仮面やマスクも引き立ちます。
手はマスク同様に市販のグッズが充実してます。だいたい2000円くらい。
足元は他の衣装に合わせて、靴や足袋を履きます。
靴下は滑りやすいのでオススメしません。
ちなみにぼくは消防団で支給された安全ブーツ(笑)
全身タイツにこだわらずに服を着る
マスクや手袋はリアルで怖いものが購入できますが、全身タイツを着るとどうしても「安い」感じか出てしまいます。
やっぱり「肌」をどうするか?は大事なポイント。
全身タイツにこだわりがなければ素直に服を着てしまう、というのも一つの手です。
なにより2月は室内でもタイツ一枚だと寒い(笑)
例えば着物なんかは雰囲気出ますよね。アーミー系もアリ。
▼マントやパーカーのフードをかぶってしまうのもホラー感が出ます。
毛髪や虎の毛皮にこだわる
肌の次にポイントになるのが”毛”の部分。「毛髪」と「毛皮」です。
鬼の仮装に必要な要素のひとつに『虎のパンツ』があります。
ただ、これプリント柄はどうしても「安さ」が醸し出されるので考えもの。
ファーなど毛皮っぽいものに変えるとかなりグレード上がります。
ぼくは手芸屋さんに行ってみましたが、トラ柄が無くてヒョウ柄に落ち着きました(笑)
パンツ型に縫いあわせなくても腰回りに巻きつけるだけでも雰囲気出ます。
あとは、毛髪であるカツラ。
パンチパーマのヅラが一般的ですが、そこにも少しこだわりを。
▼今回買ったウィッグがこちら。商品画像はかわいいレイヤーさんでしたが、白髪のロン毛に般若面はけっこう似合いました。
一番リアルで安上がりなのは『メイク』
ぼくは今回やりませんでしたが、一番リアルで一番安いのは『メイク』だと思います。
「肌」も「毛」も本物が一番リアルです!
ただ、スキルも必要だし、何より準備とメイク落としがめんどくさいのですが(笑)
白いカラコンとかいれたら、かなり怖い…
子どもに「鬼の正体」を追求されても動揺しない
節分が近づいてくると、鬼の正体を突き止めようとしたり、「鬼は〜〜さんがやってる!」と言いふらす子が出て来ます。
でも、あわてない。
その行動は「鬼が偽物である」と自分に言い聞かせたい心理。
鬼に対する恐怖心の裏返しだったりします。
たとえ正体がぱれても
「じゃあ本物の鬼はいつ来るんだろうね…」
と、返してあげます(笑)
心に鬼を宿す
最後のポイントは、やはり心から鬼になること。
鬼の心が宿ると、豆がいつもより痛く感じるはずです。
メンタル的な話だけではなく、実際に仕草や振る舞いで正体がバレることがあるので(笑)
「役」を超えて鬼になりきり立ち振る舞うことで正体バレが防げます。
おわりに
節分の鬼の衣装をリアルに怖く見せるためには「肌と毛をどうするか?」がポイントです。
究極はメイクですが、手間がかかるのは避けたい…。
ぼくは今回衣装を一式揃えたので、来年以降も鬼になれます。
ナマハゲのように、地域の子供さんがいる家庭を訪問するのも面白そうですね!