ちょっと前のニュースですがご紹介します。
静岡県の「プロハンター」育成が今年度(2015)から進んでいるみたいです。
将来的に、専門レベルに達した狩猟者がプロハンターとして一定程度の収入が得られる環境整備を目指す。
本当にそうなったらいいですねー。
ハンターの高齢化
狩猟免許所持者の7割が60歳以上とされ…(省略)
県自然保護課によると、13年度の県内の狩猟免許所持者数(網猟、わな猟、銃猟の合計)は6815人。
単純計算ですが、静岡県内の60歳未満の狩猟免許所持者は2千人ちょっとですね。
その中で同じ地域で同世代のハンターに出会える確率と考えると寂しいことになりそうです…。
ただ、60歳以上でも現役バリバリの方のほうが多い気がします。
▼この人とか年間400頭もシカとってます。
守り捕らえ活かす■13□ 凄腕プロハンター 早川五男…‐全国農業新聞
ハンパじゃない数ですよ!!
1日平均で1頭以上とってる(笑)
猟に出ない日を考えたらもっととってる計算ですからね。
で、ハンター制度は今どんな感じなのか?
「静岡県 プロハンター」で検索してもほとんど情報が出てきません。
この事業なんて名前で進められているのでしょう?
ハンターにランクをつけるなんて、中二病にはたまらん設定ですけど(笑)
「ハンターライセンス」という名のカードが発行されたりしたら、もうよだれ出ちゃいますけど(笑)
若者をどうやって呼び込むのか?
けっきょくこれにつきるんです。
だってハンターになるメリットって若者にはないですもん。
狩猟免許とって猟友会入ってハンターのスキルを磨いてプロになることを考えたら、会社でそこそこの給料もらってスーパーで豚コマ肉買う方が圧倒的に効率的ですし。
銃や罠にもコストがかかりますし、狩猟免許の更新や登録も費用が必要なので、そこそこいい金額払い続けることになります。
イニシャルコストもランニングコストもかかるので、気軽に手を出せないんです。
「仕事」でやるには効率悪いし、「趣味」でやるにはハードル高いんですよね。
おわりに
今回、狩猟について色々と調べていますが、ネットで情報が出てこないんですよね。
それだけニーズがないってことなんでしょうけど…。
ハンターで生計を立てられる「仕組み」が必要なんでしょうね。