1ヶ月前に抗うつ薬の服用を再開しました。

通院の頻度も2ヶ月に一回から1ヶ月に一回に増やしました。

「状態が悪くなっている」

そう思いたくなくて、もう1年以上も薬は飲んでいなかったのですが、そうも言っていられなくなり服用を再開して1ヶ月。

「飲んどいてよかった」というのか正直な感想です。

飲み会前のウコンみたいな言い方ですが(笑)

どうしても「ダメな日」はやってくる

ほくは『適応障害』という診断を受けていまして、抗うつ剤をのんでいました。

それでも、ここ1年くらいは抗うつ剤の服用なしでも、それなりにうまくやっていけるようになりました。

それでもどうしても「ダメな日」というのはやってきます。

これはもうしょうがないので、思いっきりだらけたり趣味で気分転換をしたりして早めにリフレッシュするようにしていました。

それが今年の夏になって「ダメな日」が続くようになりました。

「できない」負のサイクルにはまる

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仕事や作業のパフォーマンスが落ちると、それがさらに自己肯定感を下げる結果になってしまいます。

仕事ができない。仕事がたまる。

「自分はダメなやつだ」「まだ全然仕事がおわらない」

気分の落ち込み。常に仕事のことが気になる。

もっと仕事ができなくなる。

「できない」ことが自分を否定的に捉えてしまう。その結果、気分が落ち込んでしまい、さらなるパフォーマンスマンスの低下をまねくという「負のサイクル」に。

「薬に頼らない!」というこだわりが裏目に出てしまうことも。

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薬を再開する=症状の悪化

という考え方にとらわれていたように思います。

「早く”病気が治った”という結果を出したい。」

「状態が悪くないことはあってはならない。」

「薬は飲むべきではない。」

どこかにそんな意識があったのかもしれません。

抗うつ剤も手段の一つとしてうまく使う

2011年にうつ病で活動を休止したキャスターの丸岡いずみさんも、著書『仕事休んでうつ地獄に行ってきた』の中で当初は薬を使わないことにこだわっていたと語っています。

「この薬を飲んでしまったら、紛れもないうつ病患者になってしまう」と抗いました。

仕事休んでうつ地獄に行ってきた

が、結果的に入院という事態になって服用をせざるを得なくなり、「うまく使うことは大事」という結論にいたっています。

薬を飲まずに具合が悪いまま地獄へ行くのと、薬を飲んで普段の生活を明るく元気に過ごせるのだったら、迷うことなく後者を選びます。今は薬を飲むことにすっかり抵抗がなくなりました。

仕事休んでうつ地獄に行ってきた

薬もうつとうまく付き合う手段のひとつ。

そう気がつくことができたので今ではちゃんと薬を飲んで順調な日々を送っています。

この夏、リョータローは「うつとの付き合い方」がまた少しうまくなりました(笑)

おわりに

人によっては抗うつ薬を飲んでいる自分を否定的にとらえてしまうこともあるかもしれません。

ただ「とりあえず現状に変化をおこす」という刺激は必要です。

そのためには「薬を飲む」というのは手間もなくて効果が出やすい「手段」のひとつだと言えます。

まずは現状の負のサイクルを断ち切る。

そのために薬を使う。

というのも「うつとうまく付き合う方法」の一つであると思います。

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