大地の芸術祭を楽しむなら手軽に宿泊できる『三省ハウス』に泊まるといい

大地の芸術祭が開催されている会場エリアは十日町と津南町にまたがる「越後妻有」エリア。

東京23区以上の広さをもつ、この「越後妻有」エリアに作品が点在しています。

作品によっては離れた場所に設置されていますし、里山特有の道路状況で移動に時間がとられて日帰りの日程では楽しみきれません。

そこで!

必要なのが宿泊施設!

越後妻有エリアのホテルや民宿を使ってもいいのですが、せっかくなら宿泊施設にもこだわりたいですよね?

そこでおすすめなのが『三省ハウス』。

廃校となった三省小学校をリノベーションして作られた宿泊施設です。

単なる宿泊だけでなくレアンドロ・エルリッヒさんの作品『Lost Winter』が設置されており、宿泊者限定の体験プログラムがあります。

『三省ハウス』間取り図

『三省ハウス』は廃校を活用した宿泊施設です。

なので、建物の作りはそのまま学校。

横並びの教室が宿泊室(ドミトリー)となっており、体育館もあります。

プールもありましたが、たぶん入れない。

談話室

レアンドロ・エルリッヒさんの作品『Lost Winter』が設置してあるのが談話室。

この作品の体験プログラムは宿泊者限定です。

作品の公開は毎日20時から30分間ほど。

夜間はエアコンが効いているので、夏場は唯一の救い。

食堂

学校で使われていた、懐かしのイスが並んだ食堂。

自分で食事をトレイにとる方式です。

さすがは新潟コメがうまい。

食堂ではお酒の販売もありますが、食堂への飲食物の持ち込みは禁止。

寝室(ドミトリー)

教室だった部屋を改装して寝室に。

二段ベッドが並んでいます。

それぞれの枕元にはデスクライトと2口の電源タップ。

三省ハウス内の注意書きにもありますが、この辺りの地域は夏場でも夜は気温が下がり、肌寒いくらいになる、とのこと。

寝室(ドミトリー)にもエアコンがありません。

ですが!

ぼくが宿泊したのは真夏で、夜も気温が下がらずカーテンで仕切られたベッド内は、かなり寝苦しかったです。

とういうか眠れませんでした(笑)

扇風機の風は二段ベッドの上段には届かない…。

トイレ

廃校をリノベしている三省ハウス。

トイレは期待していなかったのですが、かなりきれいになってました。

ウォシュレット付き。

トイレかキレイだと長期の滞在もストレスなく続けられますね。

体育館

廃校利用した施設なので体育館があります。

ボール類、バドミントンとか卓球の器具も揃っていたので、単純に遊ぶこともできます。

大地の芸術祭関連のアートイベントやワークショップの会場としても使われるみたい。

アメニティ・寝間着

寝巻きは用意されていないので持参が必要。

アメニティ類もあんまり揃っていないので、持って行った方が無難ですが、受け付けで販売もしています。

洗濯乾燥機が2台ずつありますので、長期滞在もオッケー。

洗濯機と乾燥機は、けっこう混んでいるので旅の仲間と一緒に洗濯するなど、効率よく使うのがおすすめ。

シャワー室

三省ハウスにはシャワー室もあります。

利用時間は

朝6:30〜9:00

夜16:30〜22:00

宿泊者に対してシャワーが少ないので、近くの温泉なんかに前もって入って来るのがオススメ!

フリーWi-Fi

三省ハウスの立地が山の中だったり、建物がコンクリートのだったりして館内ではスマホの電波が入りにくい環境です。

フリーWi-Fiは助かりました!。

旅におすすめグッズ紹介

十分快適な三省ハウスですが、より快適に旅するために、「あったらいいなグッズ」を

ご紹介しておきます。

まずは耳栓。ドミトリーなので、イビキ対策にあると重宝します。

最初は詰め合わせを買ってみて自分に合うものを試してみるといいです。

そして、手ぬぐい。

タオル類は結構かさばりますし、洗濯しても乾きにくいので手ぬぐいがおすすめ。

大地の芸術祭の公式グッズでも手ぬぐいは販売しています。

越後妻有オンラインショップ「ECHIGO-TSUMARI ONLINE SHOP」

たためるショルダーバッグやサコッシュ
細かい移動は軽装が一番。
日中の移動はもちろん、三省ハウスのようなドミトリー式の宿泊施設内での貴重品の持ち歩きにもサコッシュがあると便利。
使わないときはバッグインバッグとしても使えます。

三省ハウスの宿泊料金

三省ハウスの宿泊料金は一泊食事付きで大人6,000円、子供4,200円。
海外のお客さんや、家族づれのお客さんも結構たくさんいました。
客層を見る感じ、ドミトリーが不安だって言う人も安心だと思います。