芸術がわからない人向け!『大地の芸術祭』の楽しみ方

『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018』に行ってきました!

7月29日(日)~9月17日(月)の51日ものあいだ開催される地域を挙げての大規模イベント!

美術館や施設に作品を押し込むのではなく、地域のなかに広範囲に作品を点在させるという手法で魅せるアートの祭典!

と、ここまで煽ったところで、ぼくみたいな理屈っぽい理系人間の皆さんには全然響いてないと思います(笑)

そんなみなさんのために、ぼくなりの大地の芸術祭の楽しみ方をまとめました。

インスタ映えする写真を撮っていいねを稼ぐ

アートの楽しみ方は人それぞれです。

「インスタ映え」目的だっていいと思う。

リョータローそう思うの。

少なくともぼくにとって旅のモチベーションの半分は「いい感じの写真を撮る」ことです。

そのために最近軽いミラーレス一眼に買い換えました笑。

アート作品に込められた意味まではわからなくても、その光景にグッとくるならシャッターを切ったらいいのです。

そしてインスタで「いいね!」を稼ぐのです。

アート作品に活用されているテクノロジーを感じる

大地の芸術祭では「現代アート」と呼ばれるジャンル?の作品がメイン。

絵画ばっかりとかだと、たぶん理系男子は死にますが現代アートってもしかしたら理系向きなのかも?と思いました。

テクノロジーを活用するとアートの表現の幅が広がる、と言うか「不思議なモン」を表現するのにテクノロジーって向いてる。

「これどうなってんの?」っていう。

理系男子って好きやん?そういうの。

地元の人のライフスタイルを感じる

大地の芸術祭の基本理念は「人間は自然に内包される」。

アートイベントによる集客や経済効果だけが、目的ではありません。

地元の人たちの自然に囲まれた日々の暮らしを、アーティストさん制作活動を通じて掘り起こしていくこともねらい。

要は「地元の畑仕事してる小汚いじーちゃん」にこそ、この大地の芸術祭のキモがあります。

アーティストさんと地元の人との交流の中から、インスピレーションを受けて作品が制作されるので、背景となっている地元の生活様式や自然との関わり方を知っておくといいと思います。

アーティストさんも自己表現的なアートから地元の人たちに目が向くようになり、作風に影響を与えることもある、とのこと。

そしてその作品が地元に影響を与えるという相乗効果。

地元がアートに与える影響。

アートが地元に与える影響。

これが回り始めて、アートが地域おこしになるのね。

地元の美味しいものを食べる

この大地の芸術祭の立ち上げ当初から運営委員として関わる北川フラムさんも

地元の風土や文化を知るために食は欠かせない。食はアート。

と言っています。

あくまで静雄県民のぼくの感覚ですが、越後妻有の食事の特徴は

  • 海魚が少ない。特に刺身が出ない。
  • 漬物など「保存食」系がうまい
  • おコメがうまい
  • おコメが最高

フレッシュなものが少なく保存食が充実している印象でした。

そのあたりは冬の間、雪に閉ざされる地域の特徴なのかな?と思います。

とにもかくにもコメはうまいので、それだけでもハッピーになれます。

https://twitter.com/ryotaromm/status/1033635252869115906?s=21
アート作品の中にも棚田をテーマにしたものがいくもありますし、単純に地元の美味しいものを食べるだけでも楽しい(笑)

レストラン・カフェ:大地の芸術祭公式サイト

アートに泊まる

大地の芸術祭では、アートに泊まることができます。

ようは変な建物に宿泊することができます(笑)

アートがわからなくてもずっとアートに触れていれば何かが目覚めるかもしれません。知らんけど。

宿泊施設一覧:大地の芸術祭公式サイト

おわりに

「アートは自分に関係ない」

「芸術なんてよくわからない」

と思っているぼくでも大地の芸術祭は楽しむことができました。

理系男子、己の食わず嫌いを知った、平成最後の夏。