適応障害と診断され、休職中に言われて救われた言葉5つ

ぼくは仕事のストレスで適応障害と診断され、休職することになりました。
仕事を休んで自宅療養と言われるとうらやましいかもしれませんが、心を休めるというのは体を休めるようにはうまくいかないこともあります。

そんなぼくが休職中に言われて救われた言葉を紹介します。
あなたのまわりで心を病んでいる人がいたら、こんな風に声をかけてみてはどうでしょうか?


「今日は出てくるのも辛かったんじゃないの?」

本当に部屋から出るのも辛い時があります。
家から出て、人と会うのにも大きなエネルギーが必要です。
それをわかってほしい。

「いてくれるだけでいいから」

あなたの存在自体を受け入れていますよ、と教えてもらえるととても安心します。
何かしなければならないと思うと苦しくなってしまうので、何もしなくてもいてくれるだけでいいと言われると救われます。

「話聞こうか?」

ぼく自身、部屋からほとんど出ずに布団で一日中寝ている期間もありました。
携帯電話の電源も切りっぱなしでした。

でも、一方で誰かに助けてほしいと思っています。
会って、話をして、理解してもらいたい、受け入れてほしいと思っています。
そんな時に、受容的な姿勢でいてもらえると、嬉しいです。

「いつでもいいよ」とか言われたらさらに嬉しい。

「きっとあなたにしかわからない苦労があるよね」

「 わかってほしいけど、わかった顔をしてほしくない。」
そんな微妙な心理にがっちりはまる言葉です。

ぼくにその言葉をかけてくれた人はもともとそんなに関わりのある人ではありませんでしたが、そう言ってもらったときに一生ついていこうと思えました。

「なんであなたみたいな人が辛い思いをしなきゃならならないと思うと悔しい」

これは当時付き合っていた女性から言われた言葉です。
本当に自分のことを理解して、我が身のことのように考えてくれていることが伝わってきて泣きました。
自分のことのように考えすぎて、彼女自身も辛くなってしまい、別れる結果になってしまいましたが、一生感謝すると思います。

本当は言葉なんて必要ない!

本当は何も言わずに、隣にいてくれるだけで救われます。
なんて声をかけたら分からない時は、黙って隣に座ってあげてください。
時々、肩をポンポン優しく叩いたり、少しスキンシップがあると安心します。

あれこれ言いましたが、どんな言葉を並べても腫れ物に触るような態度はけっこう感じ取ります。
逆に何も言わなくても、近くにいてくれるだけで救われます。
なんだかんだ言って結局は言葉ではないのかもしれません。