インターネット通販のAmazonでお坊さんを呼べるみたいです。
その名も「お坊さん便」。
うそだろ!おい!なんて時代だ!!
▼じょうだんきついわー、と思ったらマジでした。
「Amazonでお坊さんを注文できる」って書くとびっくりしますが、法事・法要をインターネットで受付ていたのをAmazonに移したということみたいですね。
新しいビジネスっていくらでもあるんですね!!
「お坊さん便」の紹介
■「お坊さん便」とは?(http://obousan.minrevi.jp/)
お坊さん便は、『法事・法要などで読経をしてもらいたいものの、お寺とのお付き合いがない』『お布施は何代をいくら包めば良いのか相場がわからず不安』という方へ、インターネットを通じて、全国へ定額・追加料金なしでお坊さんを手配するサービスです。時代のニーズに応えて、必要な法事・法要の際のみでも心のこもった供養をしていただける僧侶を紹介しています。
■本取り組みの特徴
定額・明朗会計で安心
「何代をいくら払えばいいのか」という法事・法要での不安を解消
お寺との付き合いがなくても、臨時で一度だけ頼むことができる
「お坊さん便」は定額のためAmazonでの販売が可能に
無形であるサービス商品をAmazonにて販売
■Amazonでの「お坊さん便」販売の目的
2013年5月より自社サイトにて展開している「お坊さん便」は、何代をいくら払えばいいのかという難しいお布施という制度に不安や悩みを持つ方々が増えていることで、2014年の年間受注件数は前年比300%と伸長しています。サービスを拡大するにあたり、「定額」という形態であることから他サイトでの販売が可能と考え、家事代行などの無形サービス商品の取り扱い実績があり、情報収集に活用されるレビュー機能の充実したAmazonでの展開を決定いたしました。
ほかのも法事ビジネスがあるみたい
▼調べてみたら他にも似たような法事ビジネス(?)があるみたいですよ。
法事・法要の寺院手配サービス【てらくる】▼こちらは生前葬なんかで戒名を前もってもらえたりします。
▼香典返し専門店というサイトも。
地方でも法事ビジネスのニーズはあるのか?
地方はお寺さんとのつながりがある家が多そうなので、田舎ではニーズが少ないですかね。
でもこれから移住者が増えれば、地元の宗派とのミスマッチが起こったりするかもしれません。
近くに自分の宗派のお寺さんがない時なんかは、Amazonで注文してもいいのかもしれません。
そんな風に「数は少ないけれど、必要性はある」というところに田舎でのビジネスチャンスがあるかもしれません。
地方で似たような「ナリワイ」を考えるなら…
お坊さんをポチるくらいなら、近所でお経読める人に頼んじゃえばいいのでは?
いっそのこと法事を手作りしちゃえばいいんじゃないでしょうか?
結婚式を手作りすることも増えてきた世の中です。ありえない話じゃないですよね!
最近は故人だってそんなに宗派にこだわる人はいないんじゃないでしょうか?
大きな葬儀場を借り切ったりしなくても、故人や家族に合わせた葬儀だってできるはずです。
「そんなことしたら、バチがあたる!」と言われるかもしれませんが、Amazonで注文することを考えたら似たようなもんですよね。
そういえば意外と近くでニーズがあった(笑)
うちの母親が以前言っていたことを思い出しました。
「わたしが死んだら、辛気臭い葬式なんてやらないで楽しくおくってほしい。花火上げたりしてほしい(笑)」
意外と近くに「手作り葬儀」のニーズがありました(笑)
うちの母親死んだら、喪主は父親か、ひょっとしたら長男であるぼくになる可能性もあります。
ぼくが喪主になったら、どんちゃん騒ぎで母をおくりたいですね。
葬儀場が用意したつまらないテンプレートなんて母も満足しないでしょうし。
申し遅れましたが、いまのところうちの母親はピンピンしてますよ。
おわりに
最初は「お坊さんをAmazonで注文するなんて!」と思いましたが、よくよく考えてみると「アリ」ですね。
むしろ、「Amazonでポチるくらいなら自分でやっちゃおう」って人も増えるんじゃないでしょうか?
身近な人の葬儀や法事をプロデュースするような「ナリワイ」も成立しそうな気がしてきました!
残念ながら有料サービスのAmazonプライムの対象外なので、会員登録してあってもお坊さんが早くきてくれるわけではないようです。↓
Amazonプライム