「ペットボトル稲」で田植えしました。
田植えが終わって稲の苗があまりましたので。
せっかくなので家庭でも米作りを楽しんでみましょう!
ペットボトルをいくつか用意して土を変えたり、日当たりが違うところに置いたりして比較すれば学校の教材としても使えそうです。
稲の苗がないよ!っていうかたは米農家さんが田植えしてるときにちょっとあいさつすれば2株くらいはもらえるんじゃないかと(笑)
【過去記事参照】
家庭で米作り!「ペットボトル稲」がいい感じ。
使ったもの
ペットボトル
今回は「横置き」で2株植えようと思いますので2Lのペットボトルを使いました。
縦置きするなら1Lでも良さそうです。
コメの稲
今回は田植えで余った苗を使います。
品種は「あいちのかおり」。
土
田んぼや耕作放棄地の土をもらってくるのが一番ラク。
畑や園芸用の土でもOKですが粘土分が多い方がよさそうです。
土が手に入らない人は「黒土」を購入しましょう。
肥料
窒素成分が入っている化成肥料を使います。
今回はすでに肥料を施してある田んぼの土を借りてきたので使っていません。
ペットボトルをカットする
まずはベースとなるペットボトルを切ります。
ペットボトルは縦に使っても横に使っても稲の生育には影響ないようなので、今回は横置きにしてみます。
縦置きだと植える苗は1株です。
横置きなら2株植えられるので、今回はペットボトルも2箇所カットして穴をあけます。
ボトルの横っ腹を大きく切り落としてもいいのかもしれませんが、土を入れた後も強度が保てるように間に橋を残してみました。
泥ドロボウする
田んぼには土が必要です。
今回は先週田植えをした田んぼからちょっとだけ泥をかりてくることにしました。
大丈夫。
使い終わったら返却の予定です(笑)
すでに肥料を加えてありますので、肥料は足さずにそのまま使います。
土がない方は「黒土」と窒素肥料と水を混ぜて「田んぼ」を作ってください。
ペットボトルに泥を入れる
カットしたペットボトルに泥を入れます。
水が入るので、あんまり目一杯入れないほうがいいのかな?と思い8割くらいです。
▼とりあえず「田んぼ」の準備ができましたが、けっこうタプタプです。
もしかしたら苗を植える前に2、3日くらいおいた方がいいのかも?
すべてが手探り(笑)
買ってきた土に肥料を混ぜて使う場合は土をペットボトルに入れてから田植えまで2〜3日置いた方がいいようです。
実際の田植えの時も「代かき」後は田植えまで2〜3日おくのが一般的ですね。
稲の苗を植える
もしかしたらペットボトルの中の「田んぼ」の土が落ち着くまで数日置いたほうがいいのかもしれませんが、今回は待ちきれないので「田植え」しちゃいます(笑)
先週、実際の田んぼで田植えを体験したときに一株だいたい3〜5本と教わりましたので、ペットボトルでも同じくらいにしてみます。
ペットボトルを横置きすると2株植えることができます。
縦置きの場合は1株。
これで「田植え」は終了です!
今後は2〜3日おきに水を足して土から2cmくらいの深さを保ちます。
今後の予定
追肥
稲の葉が全体的に黄色くなってきたら肥料を追加します。
肥料は窒素成分が入った化成肥料。
田植えの時に使った人は残しておくといいですね!
「中干し」は不要?
実際の田んぼですと7月くらいに一度、水を加えずに土を乾燥させる「中干し」という工程が必要ですが、ペットボトル稲ではそれが必要ないそうです。
やってみなけりゃわかりません。
おわりに
なんとかペットボトル稲の「田植え」が終了。
土がタプタブで不安でしたが、5日ほど様子をみて無事に根がついたようです。
稲って強いんですね!
これからの生育がたのしみです!
縦置きとか土を変えたりとか、条件を変えてもう2、3個つくってみようかな!