地域おこし協力隊制度の『ミッション型』・『フリーミッション型』のちがいとは?

地域おこし協力隊には『ミッション』があります。

『ミッション』とは協力隊の活動内容や取り組む課題のこと。

知らん人が聞いたら、なんかイキった感じに聞こえますが(笑)

また、最初からミッションが決まっている協力隊を『ミッション型』、隊員自身がミッションを設定できる協力隊を『フリーミッション型』と呼びます。

この記事では地域おこし協力隊の『ミッション型』、『フリーミッション型』の違いについて協力隊のことを初めて知る人向けに説明していきます。

地域おこし協力隊の『ミッション』とは?

地域おこし協力隊の求人には『活動内容』が設定されています。

この活動内容のことを『ミッション』と呼びます。

「mission」を和訳すると

“使命や任務”

と、される通り、協力隊が取り組むべき課題や目標のことを言います。

同じ地域おこし協力隊と呼ばれていても、全国に約5000人いる協力隊は、自治体によって本当に様々なミッションがあります。

「こんな協力隊の募集もあるんだ!」

と驚くことも。

ミッション型とフリーミッション型がある

地域おこし協力隊には『ミッション型』と『フリーミッション型』があります。

『ミッション型』

求人の段階で自治体側から具体的に活動内容が示されているタイプ

『フリーミッション型』

隊員自身が地域で活動する中で課題を見つけ、ミッションを決めるタイプ

課題が自治体側から設定されるものをミッション型、隊員自身が設定するものをフリーミッション型と呼びます。

ミッションの内容は求人情報では「活動内容」、「活動概要」、「業務概要」といった項目に書かれていますのでチェックしてみてください。

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『フリーミッション型』地域おこし協力隊求人の見分け方

具体的な活動内容が求人に書かれている『ミッション型』に対して、「フリーミッション」と明記されている求人はほとんどありません。

(最近はフリーミッションを明記する求人も増えました)

「この求人の活動内容、やたらザックリしてるなー」と思ったらフリーミッションである可能性が高いです。

「いや、一人でこのミッション完遂するの無理だろ!」と思うような、幅広ーい内容が箇条書きされているのもフリーミッション型っぽいです。

また、決まったミッションをやってくれれば他の時間は自分で考えてやってくれていいよ、という自治体もあります。

例えばミッション30%で残りの70%がフリーミッションだとしたら、ほぼほぼフリーミッション型と呼べます。

1年ごとにミッションを見直して、変更して行く自治体もあるそうです。

求人でザックリしてる感じのミッションを示している自治体に問い合わせて確認する。

というのが、フリーミッション型の協力隊の募集を探す一番いい方法。

ひょっとしたら「求人ではミッションを設定しているけど、隊員の判断で変えてくれていい」という返答がある可能性も!?

おわりに

  • 地域おこし協力隊の活動内容のことを『ミッション』という
  • 『ミッション型』と『フリーミッション型』がある
  • 『ミッション型』は行政から活動内容が示されている
  • 『フリーミッション型』は隊員自身で活動内容を決められる
  • ミッションが途中で変わったり、一部フリーミッションと複合している協力隊もいる

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