地域おこし協力隊のみんな!『地域ブログ』やってますか?
ところで、地域ブログってどんなことを書けばいいのでしょう?
地域ブログのネタや切り口に困ったら、本を読んでみるのもオススメ!
『新聞記者が教える、なぜブロガーこそ街へ出るべきなのか?地域ブログの書き方。10分で読めるシリーズ(高田泰、MBビジネス研究班)』を読んだのでご紹介!
”視点”を学ぶことでネタが広がります。
地域おこし協力隊は現地に住み込んで生活しながら活動しているので、やっぱり”現場感”のある記事が書けるのがアドバンテージ。
地域のグルメや有名な観光スポットのことを書いてもいいんですが、大きなメディアがとりあげないような、重箱のスミをつつけるのが地域ブログの強みです。
地域おこし協力隊は「現場にいる」ことが最高のアドバンテージ
地方創生ブームに乗り、移住情報を発信するメディアが続々と登場しているが、地元民しか知らない地域の情報に乏しいのは、現地を歩かずに記事を書いているからだろう
自分が直接体験して得た情報を一次情報というが、こうした一次情報が全くない記事をウェブニュースサイトでは「コタツ記事」と呼んでいる
新聞業界では「記事は足で書け」とよくいわれる。これはブログにも当てはまる
地域おこし協力隊は地域を相手に仕事をしているのはもちろん、現地に住み込みなので生活者でもあるという強みがあります。
協力隊は「生活していることが取材になる。」とぼくは思ってます。
常に”現場”でネットにない情報や経験を持っている、というのは地域ブログを運営する上で大きなアドバンテージ!
観光客だけじゃない!『地域ブログ』のターゲットを広げよう!
大阪府枚方市の情報を発信するサイトに「枚方つーしん」がある。・・・略・・・サイトで紹介しているのは、市内の商店の開閉店状況、話題の新グルメ、売りに出された不動産情報、よく使うスーパーの情報、かわいいペットの紹介などタウン誌顔負けの細かさだ。・・・略・・・ひらかたクイズと称し、「枚方市の人口は全国で何位」とか「淀川産で日本一うまいといわれた魚は」など小学生の地域学習に使える話題も多い。
観光客だけでなく、地元の住民や移住希望者などをターゲットにするとネタの幅が広がりそうです。
町内会費とか近くのスーパーとか、生活の一部になっている情報は見落としがちですが、移住者希望者にとっては必要な情報。
今まで「紹介するのは地元のお店!」という固定概念がありましたが、たとえ全国チェーン店でも「〜〜駅付近のスーパーまとめ」というような記事が書けそうです!
”切り口”ってたくさんあるんですね。
それに加えて、単純な「地域の紹介」にととまらず『ひらかたクイズ』のように地域の材料をつかってコンテンツをつくる、のは理想的!
地元の人にとっても意外と知らないことは多いし、地域おこし協力隊が別の切り口であたらしい価値づけをすることが気づきにつながります。
「枚方つーしん」略して「ひらつー」みたいに愛称をつけやすい名前はいいなー。
『かわねのまとめ』は略しにくい(笑)命名失敗したか??
行政や議会をブログネタに!?ちょっとハードル高いけど面白そう!
政治や行政に興味があるのなら、地元の役所を訪ねていろいろな疑問をぶつけてみるのが面白い。政治や行政を取り扱うブログは国政レベルだといくつもあるが、地域レベルになると地方議員のブログぐらいしかない
工事中のビルを見つけたら、何を建てているのかを紹介する。「工事をしているけど、何ができるの」などという会話は、どこでもよく耳にする。ミカンやリンゴの産地なら、収穫が始まった段階で方策か凶作か農家の人に聞いてみても良い
道路が落石で通行止めになったら、地元の市役所か町村役場を訪ね、対応を聞いてみるのも良いだろう。復旧するまでの一部始終を写真付きでレポートするわけだ。予算がなく、越年してしまったら、その経緯も聞いてみよう。
地方議会を傍聴して報告するのも、地域ジャーナリズムの役割だ。
ただ、これをやる場合、注意してほしいのは、公正中立であることだ。
これはちょっと勇気がいりますね(笑)
ぼくがやってる『地域おこし協力隊』は行政のお仕事です。
記事内容によってはその後の協力隊活動や定住にも影響しそう…。
ネタの切り口は興味ありますが、ぼくは書けないと思います(笑)
ぼくは地域ブログをきっかけに、別の仕事や活動がひろがる可能性があると感じています。
意図しないことで地域での居心地が悪くなるのは避けたいので、記事の内容はポジティブで明るい話題に限定しています。
ブログは「書いていて楽しい。読んでいて楽しい。」が一番!
キャラが強い”地域のあの人”や地域おこし協力隊自身をブログ記事に登場させよう!
どんな記事を書くにしても、地域の人を登場させ、その人のコメントを入れるようにしよう。ケーキ屋さんの記事でも、例え名前が匿名でも「おいしかった」のひと言があれば、読者の印象が変わってくる。
そういう人たちのユニークな言葉をどんどんブログ上にアップしていくわけだ。毎回登場させる必要はないが、たびたび登場してもらい、読者に知ってもらう方が効果を上げる。
いますよね。地域にはそういう強キャラ(笑)
その人のことを1つの記事にしてもいいんですが、その人が地域ブログのキャラクターとして別の記事に登場するのはインパクトがありそうです。
手っ取り早い方法だと、ブログを書いてる地域おこし協力隊自身が、記事の中に登場してしまう。
協力隊の顔出しが増えれば、自身の活動のPRにもつながります。
ぼくは今まで客観的な記事を書いてましたが、もっと「リョータロー」を登場させたくなりました。
おわりに
地域ブログに何を書くのか?
はそれぞれの方針があると思いますが、地域おこし協力隊が書く地域ブログには
ぽくみたいな初心者は、まずは新聞記者さんが書いた本で、記者さんの”視点”を学ぶのが近道!
ぽくも記者の視点を学んで、自分で記事を書いてみて、他の地域ブログの見方が変わりました。
地域ブログのネタや切り口に困ったら、こんな本を読んでみるのもオススメです!