適応障害と診断され、休職中に言われて辛かった言葉4つ。

前回、「適応障害と診断され、休職中に言われて救われた言葉5つ」というタイトルで記事を書きました。
今回は、反対に言われて辛かった言葉を考えてみました。

もし、周りの人で心を病んでいる人がいたら、こんな言葉はかけないようにしてあげてください。

(1)「〜ならできますか?」

そう言われると「できません」とは言いにくいです。
無理でも嫌でも「はい」と答えるしかありません。

「それくらいのことはできますよね?」というニュアンスを感じてプレッシャーです。
「〜するのはちょっと大変?」みたいな言い方なら答えやすいかもしれません。

できれば何も求めないでほしい。

(2)「意外と元気そうだね」

普段ひとりでいる時はとても辛い。
部屋から出るだけでも苦しい時があります。
人前に出てこれたということは調子いい方なんです。

「元気そうだね」と言われてしまうと「本当は辛いんだよ」とはなかなか言えないです。
辛い時に「辛い」言える相手であってほしい。

(3)「〜した方がいい、もっと〜しないと」

わかってるんです。
自分でも本来どうしたらいいかとか、どうするべきかはわかってるんです。
でも、できないのが苦しいんです。

アドバイスをしてくれる気持ちはありがたいですが、とりあえずはそっと見守っていてください。
でも、助けを求めたら、手を差し伸べてください。
あなたの助けが必要です。

(4)「私の知り合いにも仕事休んでいる人がいる。」

これはちょっと微妙です。言われて辛い時もあるし、救われる時もあります。
ストレスやプレッシャー、苦しみはひとりひとり違うのでひとまとめにして扱わないでほしい、という思いもあります。
一方で、自分の苦しみを多少なり理解してもらえる、とも感じられます。

他の言葉や接し方次第ですね。
合わせて「その人は〜だったから、あなたも〜した方がいい」とか言われるとちょっと辛いかもです。
「あなたとその人は違うんだけど、なんとなく大変なのはわかるよ」とか言ってもらえるときっと救われます。

自信を失っているので、そのままの姿や存在そのものを受け入れてほしい。

心を病んで仕事を休んでいるその人は自信をなくしています。

自分は弱い人間なんじゃないのか?
他の人ができている仕事が自分にはできなかった。
職場の仲間に迷惑をかけてしまった。
世間の人は働いているのに自分は何をしてるんだろう。
…。

そんな風に思っています。
できない自分を恥じています。

なので、できないこと、劣っていることを指摘しないであげてください。
自分でもわかっているから苦しいんです。
「そのままでいいんだよ」と受け止めてもらえると幸いです。

辛かった言葉はあんまりないことに気づいた!

前回は休職中に言われて救われた言葉について記事を書きました。
救われた言葉については5つにまとめましたが、挙げだしたらキリがないです。
本当は全部紹介したいところです。

今回、言われて辛かった言葉も5つにまとめようと、思いましたが、4つしか思いつきませんでした。
つくづくぼくは周りの人間に恵まれ、支えられています。
そんなことに、この記事を書いていて気がつきました。

このブログを書くことで自分を見つめるきっかけになってます。
心を病んだ時は日記を書くといいと聞いたことがあります。
ブログに自分の経験や考えたことを書くこともそれと似たような効果があるのかもしれません。