日本アースバッグ協会(JEBA)の第11期ワークショプに参加してきました。
ぼくは土木や建築関係の作業も未経験ですし、DIYもど素人。もちろんアースバッグにも初めて触ります。
ワークショップに参加する前にメールの通知で持ち物リストが挙げられていましたが、参加してみて必須なものやあったら快適なものがわかってききました。
ぼくみたいな初心者向けにアースバッグ建築作業に適した服装を解説します!
これからJEBAのワークショップに参加する人は事前にチェックしてね!
【過去記事参照】
第11期アースバッグ建築ワークショップが開催決定!2017年4月15日〜22日・広島県福山市にて!!
ゴム軍手(必須)
アースバッグの素材表面はツルツルしているので綿の軍手よりも、指先や手のひらをゴムでカバーしている「ゴム軍手」が使いやすいです。
綿の軍手やイボ付き軍手だと作業効率がガタ落ちでしょうし、もしかしたらケガするかもですね。
これは絶対必要です!
指先に力を込めるので自分の手のサイズに合ったものを使いましょう!
革手袋(必須)
アースバッグを積み重ねるときはズレ防止のために有刺鉄線を挟みます。
有刺鉄線を扱う際に手を保護するために必須なのが「革手袋」です!
ただ、有刺鉄線のトゲをバッグに差し込むような細かい作業をしますので、あんまり厚くてゴワゴワしていると使いにくいです。
消耗品なので安くてちょっと薄手のものがいいらしいです。
手首がマジックテープでしっかりとまるような物がオススメです!
絆創膏・テーピング(必須)
ケガをした時に使うのではなく、ケガを予防するために使います。
バッグの袋を掴んで土をつめていくので、指の爪の生え際から第一関節のあたりがすりむけます。
そこで、作業の前にその部分に絆創膏やテーピングを巻いておくと皮がすりむけるのを防ぐことができます。
絆創膏よりもテーピングの方が丈夫で使いやすいですが、剥がすときに指の皮がむけないように気をつけてください。
土木作業経験者などで手の皮が丈夫な人はいらないかもです。
底が厚めの作業靴(必須)
有刺鉄線を踏みつけて作業するので、靴底が薄いと有刺鉄線のトゲを踏み抜く可能性があります。
スニカーとかでもいいんでしょうけど、やっぱり安全靴がいいのかな?
ちなみにぼくがJEBAワークショップに参加したときは雨でも作業できるように防水の登山靴でしたが、とくに問題なく作業できました。
靴底は有刺鉄線で穴だらけになりましたけど(笑)
丈夫なズボン(必須)
アースバッグを脚の上に乗せて作業することもありますし、有刺鉄線なんかも使います。
引っ掛けても穴が開かないような丈夫で動きやすいズボンを履きましょう。
ジーパンだと動きにくいし、ジャージだと生地が薄いので穴あくかも。半ズボンとかはさすがに無理そうですね。
膝当てサポーター(あると快適)
チューブ状の土嚢袋に土を詰める「バギング」という作業をするときにあると便利なのが膝当てサポーター!
バギングの際は片方の脚にバッグを乗せるような姿勢で土を詰めます。
ヒザを痛めやすい人はサポーターをつけておくといいようです。
ワークショップの講師の方がつけてました。
ぼくもワークショップ途中でヒザの痛みがあったので着用しておけばよかったかな?
長靴・防水靴(場合によっては必須)
アースバッグを積む作業を始めると積み終わるまで中断できません。
小雨が降ってきてもそのまま作業する可能性があるので、長靴か防水の安全靴の準備をしておくといいです。
ぼくがJEBAのワークショップに参加した時は、荷物を減らしたくて家から防水の登山靴で行きました。
完全に雨が降ると逆に作業はしないので、もしかしたら必要ないのかも?
長袖の服(最初のうちは用意しよう)
有刺鉄線を扱うので慣れるまでは長袖がいいかもしれません。
半袖だと、もしかしたら有刺鉄線に引っ掛けて前腕あたりをケガをするかも。
ボロボロになってもいいロンTか丈夫な長袖作業着を。
慣れて安全に作業ができるようになるまでは半袖はオススメしないかな。
帽子(あると快適)
屋外作業なので安全と熱中症、日焼け予防のため。
高いドームを作ったりする時にはヘルメットした方がいいのかも。
マスク(あると快適)
アースミックスを作る作業の時にセメントの粉を吸い込むと危険なので着用します。
みんなで使えるように箱買いです。
ゴーグル(ないよりはあったほうがいいくらい)
なくてもいいと思いますが、セメントの粉が目に入るとまずいです。
リスクを知って安全に作業できればなくてもいいかな、という感じ。
おわりに
土木や建築の現場も似たような感じかもしれませんね!
今後、JEBAのワークショップに参加する方や自分でアースバッグハウス建てようとしている方の参考になればと思います!
現地で購入する方法もありますが、ホームセンターなどが近くにない可能性もあります。
ワークショップは1週間くらい泊まり込みになるので、準備は前もって行いましょう。