ぼくリョータロー(@ryotaromm)は地域おこし協力隊の任務として市役所から「島田市の移住定住ポータルサイト」をつくるというお題をもらってます。
もうひとりの協力隊の佐藤さんがもともとウェブサイトをつくる仕事をしていたので、心強いです!
参考に他の市町村の移住サイトを調べてみると、各自治体、力を入れてますね!
特徴的なサイトをいくつかピックアップしてみました!ぼくの独断です(笑)
今回は都道府県単位ではなく市町村単位で7つ集めてみました!
こんなニーズ持っている人なかなかいないですけどね!
いったいだれが見るんだ、こんなまとめ記事(笑)
Play FUJIWARA(群馬県みなかみ町藤原)
>>Play FUJIWARA|群馬県みなかみ町藤原の移住支援ポータルサイト
年間100万人の観光客が訪れる群馬県みなかみ町藤原地区
でも、実は住民は500人しか住んでいません
冬の厳しさは日本屈指の環境ですが、そこに住む人々は
観光客では体験できないディープな遊びを楽しむ「遊び人」達でした
藤原ではいま新たな「遊び人=移住者」を待っています!
かなり遊んでます(笑)
楽しそうwww
「遊び」をテーマにした移住定住支援サイト
「暮らし」と「遊び」が一体となったライフスタイルを提案しています。
「求む!遊び人!」のコピーが移住ポータルサイトとは思えません(笑)
もちろんデザインも秀逸。目を引きます。
これは行ってみたくなっちゃいますね!
WordPress使ってますね。ぼくのブログもWordpress使ってますが、デザインでここまで違うかという感じです(笑)
移住・定住支援ポータルサイト (岐阜県山県市)
市内の医療施設、商業施設、金融機関、ドラッグストア、コンビニなどが調べられるあたりかなり具体的な生活をイメージしやすいです。
地味ですけど、ここまで詳しく周辺の商店を紹介しているサイトは少ないですよ。
細かいところに労力かけてる感じがしますね!
WordPressですかね?
諏訪で暮らす(諏訪6市町村合同)
6市町村が合同でつくるポータルサイトです。
隣り合った地域や中山間地域の似たような特徴をもつ市町村が、自治体の壁を越えて合同で移住者を呼び込む。
これからこういうスタイルが主流になってくるかもしれません。
川根地域も市内の伊久美地域、隣接する市町村(本川根町、藤枝市、森町…)の中山間地域など似たような特徴を持つ地域とライバル関係をつくらず、あえて連携するという方法もあります。
その方が移住者にとっては選びやすいです。あっちこっちの市町村のサイトを行ったり来たりするよりも効率的です。
移住相談会もそんなスタイルでやるところも増えてきてます。
いわゆる「顧客目線」ですね。
さすがに6市町村それぞれの情報や外部サイトをまとめているので、情報が多い!
ちょっとゴチャツキ感あるかもです。
真似しようと思ったらその辺を整理したいです。
移住・定住ポータルサイト (山梨県北杜市)
子育てを前面に押し出したサイト
ターゲットを子育て世代にしぼっている感じですね。
メニュバーのトップ3が「子育て」関連ですから、かなり力を入れているのが伝わってきます。
保育所の待機児童問題が注目されていますが、「ここでは子育てできない…」と感じている「子育て難民」を積極的に受け入れていくのは時代のニーズにあってます。
やっぱり、人口維持のために子どもを増やすことが、どの市町村にとっても課題ですね。
子育て世代をターゲットにしているところは多い気がします。
ぼくがいる島田市も子育て支援に重点を置いているので、ターゲットはかぶっちゃうかも。
ナガハマキャピタル(滋賀県長浜市)
全体的に「若もの向け」な印象
ポイントは雇用・求人ではなく「仕事づくり」という言葉を使っています。
雇用ではなく仕事を作り出すというかなりピンポイントにターゲットしぼってきてますね。
つまり、若手のフリーランスや起業家がメインのターゲット。
イノベーター理論で言う「イノベーター」〜「アーリーアダプタ」を狙ってる感じですね!
これはかなりトガってます!
北九州ライフ(福岡県北九州市)
>>北九州ライフ|北九州市への定住・移住をおすすめする北九州市公式サイトです
デザインがシャキッとしていて爽やかです。
どんくさくもないし、デザイン性が高すぎもしない、「使いやすいサイト」という印象。
ライフスタイルを移住者に対して提案するサイトが多い中、あえてターゲットを絞らない「強者」の戦い方をしてきてますね。
さすがは100万人ちかい政令指定都市。
つえぇ。
よっちゃばるかい!(山梨県甲斐市)
サイト名が意味わからなすぎて、いい感じのフックになってます(笑)
多分方言なんでしょうけど、これだけナンノコッチャわからん単語だと衝撃的(笑)
デザインもトップにどーんと写真を配置しているところなんかインパクトでかいです。
デザインとサイト名で注目をあつめている
他のサイトでも「移住定住までの流れ」まとめられています。
甲斐市ではステップ1が「ご家族と移住の目的、ライフスタイルを相談しましょう。」
まずは本質を問うという(笑)
いや、でも大事ですよね!
コンテンツもそれぞれ最後にCTA(Call To Action)がしっかり設定されていて、どんなアクションへ誘導したいのかがわかりやすいです。
このへんの誘導はマネしたい!!
おわりに
googleに広告だしてるところも多いんですね…。
それくらいコストを投資してる自治体が多い中でどうやって他と差別化していくか、どこの市町村もアイデアを駆使していますね!
移住希望者の奪い合いという構図に疑問をもつ人たちもいますし、ぼく自身もこのレッドオーシャンに足を踏み入れるのは怖いです(笑)
でも、「川根のくらしが楽しい」っていうのは事実ですので、その楽しさを伝えていきたいなー。
[…] 新しいかたちの「空き家バンク」も整備中なので! […]