肖像権についての同意とりかわすための書面である『モデルリリース』。
ぼくリョータローもお仕事として写真を活用するべく「モデルリリース」を作ることにしました。
モデルリリースを作るに当たって参考になりそうなテンプレートはどこかにないでしょうか？
参考になりそうなモデルリリース書式を公開している写真素材サイトをまとめました。
被写体の肖像権の同意を得る『モデルリリース』とは？
写真には大きく著作権と肖像権のふたつの権利が関わります。
著作権というのは、撮影者が持つ写真に関する権利。
それに対して肖像権というのは、写真に撮られた人がもつ自分の姿に関する権利です。
例えば、プライベートで撮った写真を人物の許可なくSNSとかにアップすると肖像権侵害にあたる可能性も…。
たとえ肖像権侵害に該当しなくても、ぼくとしては自分が撮った写真で誰かがイヤな思いをするのは避けたいことです。
そういったトラブルを避けるため、「私の肖像権をつかってもいいですよ」という同意や許諾をとりかわすための書面を『モデルリリース』といいます。
『モデルリリース』を作ることにした経緯
ぼくリョータローは写真でお仕事をするべく「モデルリリース」を作ることにしました。
ぼくは地域のイベントや友だちの写真をたくさん撮っていて、イベントごと仲間内でシェアしています。
でも、本当は地域のPRのためにもっと広く写真を公開していきたい…。
さらに、せっかく上手く撮れた写真はぼくのカメラマンの実績としても活用したい…。
そこで！
撮らせてもらった人に写真の公開に同意してもらえるかどうか、きちんとモデルリリースとして書面で確認をとることにしました！
『モデルリリース』の書き方は写真素材サイトに学べ
さて、モデルリリースを作るに当たって参考になりそうなテンプレートはどこかにないでしょうか？
ぼくの場合では、人物写真の2次活用くらいまでの許可をもらえると写真の活用の可能性がかなり広がります。
となると写真素材サイトなどで実際に使われている書式を参考にできそうです。
『モデルリリース』の書式を公開している写真素材サイトまとめ
『モデルリリース』に書かれている項目をまとめると。
写真素材サイトで使われているモデルリリースに書かれていることをザックリとまとめると、だいたい以下のようなことに同意する内容が書かれています。
- 写真はどんな加工をしてもいいですよ。
- 写真は商用を含め、全世界で使われてもいいですよ。
- 商用に使われても、お金はもらいませんよ。
- 写真を使ったことで起こることにクレームは言いませんよ。
- 特に申し立てがなければ、この契約はずっと続きますよ。
確かにここまでしっかりとした同意をもらえればいいのですが、ぼくが相手にしているのはその辺にいる一般の人たち。
んーもうちょっとマイルドで、人それぞれで公開範囲とか利用目的の範囲を選べるような書式にしたいですね…。
しっかりとしたモデルリリースを参考にしつつ、ぼくなりのゆるめの書式を作っていこうと思います。
